具体例:パレットサイズ;高さ(音程)x幅(時間)=128 x 256の場合、イメージパレットは32,768個のピクセル=オシレータを持つシンセサイザーと言えます。この概念はMetaSynthのバージョンに関係なく、同じです。入力ソースにリリースタイムを持たない旧バージョンまでのMetaSynthでは縦の同一時間上に並んだピクセルしか再生しませんので、この場合のMetaSynthが理論上可能な同時発音数は最大=高さで128音になります。
これに対して、リリースタイム機能を持つMetaSynth4はリリース設定=0の場合は旧バージョンと同じ128音ですが、少しのばして、次(右方向後ろ)のピクセルに重なると同時発音数がその倍の256音、さらにその後ろのピクセルに最初のリリースが届く設定にすると384音、という風に発音数がどんどん増えていきます。
そう少し具体的な例をあげますと、この128 x 256ピクセルのパレット、パレットの時間(デュレーション)が6秒に設定されている場合、インストゥルメントのリリースタイムを1000ミリ秒に設定しますと、最初のピクセルが発音するとその音は43ピクセル後ろ(256 ÷ 6=42.66)まで届きます。このケースで、全ピクセルをリアルタイム発音させると、5504音(128 x 43)が同時になることになります。