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コンプレッサーを使用する際の、便利なヒントをいくつかお知らせします

ヴォーカル:コンプレッサーはソロヴォーカルに安定性と深みを追加します。これは“エンハンサー”ほどではありませんが、サウンドにある程度のきらめきをあたえます。ただし、過度なコンプレッションと早すぎるアタックタイム設定は声のキャラクターやクォリティを変えてしまうので、注意しながら設定します。まずは、うすめのコンプレッションでレコーディングして、その後ミックス時にいくつかのリリースタイム設定をほどこしてみましょう。

ピアノ:特別な効果以外は、効果がわからない程度にうすくかけておくと良いでしょう。

パーカッション:(レコーディングの)早い段階でかけるのは危険です。キックを太くする時以外は、ミックスするときまでは重たくするのは控えておきましょう。

ギター:深めのコンプレッションとサスティーンはカッティングギターに大変有効です。

オーケストラ:少しタイトなオーケストラサウンドにすること、全体に暖かみとストリングスサウンドに厚みが出ます。

ミックス:深めのコンプレッションはサウンドの全体のバランスを整えられます。例えば、ある楽器だけが突然ほかのパートよりも音量が大きい場合に有効です。しかし、かけすぎると全体のバランスが崩れてしまう場合があります。これを防ぐにはソースに合わせてアタックコントロールを設定してみるのが有効です。

グループレコーディング:低音部だけを切り分けて、それぞれにコンプレッションしてみましょう。

最後に、コンプレッサーは非常に便利なデバイスで、トラックごとでもミックス全体でも自由に使用することができます。また、どんな素材でも有効です。例えば複数の異なる素材に対して、それぞれ異なる設定のコンプレッションをかけてミックスすれば、それぞれの素材の良さを引き出した、バランスとれた効果的なミックスも意図するままになるでしょう。これを実現するためにコンプレッサーは何台あっても足りない機器といえます。

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