A:どの程度のノイズが生じていますでしょうか?それは、測定によるものでしょうか?それとも可聴レベルでのノイズでしょうか?
測定によるデジタルノイズの場合、計測値から「18dB」差し引いたものが正常値になります。これはデジタルノイズフロアの基準値がアナログように「0dBu」ではなく「フルスケールデジタル」値(+18dBu)になっているからです。従って、もし測定値が-75dBuの場合、正常値は-93dBuとなります。また、測定をする際、必ずオーディオ帯域を制限すること(例;20Hz〜20kHz)を覚えておいてください。デジタルノイズは周波数の上昇に比例して増加しますので、可聴帯域を超えた(全帯域の)計測は、このケースにおいては無意味に大量のノイズを計測するだけです。ノイトリック
アナライザーを例に取ると、フィルターボタンで計測を可聴周波数のみに限定する機能が装備されているのはこのためで、フィルターオフの状態で計測すると値が約30dB程度悪くなります。また、このノイズ値は、ご使用のD/Aコンバータのノイズ値以下にはならないことを覚えておいてください。
製造元では、JOEMEEKプロセッサーの性能を、ノイズフロア値「-98dBu」のRME社のD/Aコンバータを経由してノイトリックオーディオアナライザーで計測しました。JOEMEEKプロセッサーのデジタル出力のノイズフロアは「-76dBu」で、これはFSD(フルスケールデジタル)の状態ですので、一般的な値として、「18dBu」を差し引くと「-94dBu」という値になります。これは平均的なデジタルレコーディングレベルで、チャンネルストリップやミキサーなどの代表的なアナログ機器のSN比80dB以上よりも良い値です。
デジタルノイズは48kHz環境下よりも96kHz環境下の方がわずかに大きくなります。これは電気回路全体の動きが速くなり、電源に対する過重が増加する為です。しかしながら、オーディオ波形のサンプリングが細かくなるため、歪みはより少なくなります。そして、96kHzと48kHzのノイズ差はほんの2-3dB程度です。
Q:EMU 1820mとの光デジタル接続が上手く行かないのですが...
A:残念ながら、EMU 1820mの光デジタル端子は、ADAT形式のみに対応しています。JOEMEEKプロセッサーの光デジタル出力は、S/PDIF形式のみとなりますので、残念ながら光デジタルで接続をすることはできません。