ロンドン・カレッジ
最大規模42台の導入事例

2014年FIFAワールドカップ
組み合わせ抽選会 導入事例

Chris Lord-Alge
導入事例

Dennis Sands
導入事例

Richie Hawtin / Ibizaのベント
" ENTER." 導入事例

株式会社アズプロジェクト
導入事例

Georgia Southern University
導入事例

Antonio Martino
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Jay Henry
導入事例

Matthew Weiner
導入事例

ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージック
最大規模となる合計42台のRedNetシステムを導入


1887年創立のロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックは、1991年にユニバーシティ・オブ・ウェスト・ロンドンの音楽部門となり、今日ではイーリングとウエストロンドンに2拠点を持つ、欧州最大の音楽大学となりました。ここ数年は、スタジオの設備設計を担当するテクニカルマネージャーのリチャード・リギンス氏のもと、大規模な設備の建設と既存設備の改修を行っています。そして今年に入り、ウエストロンドンの拠点に過去最大となる42台ものRedNetユニットを導入しました。

ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックは、数年前から主要なレコーディングプラットフォームとしてPro Toolsを導入していましたが、Pro Tools 11の登場に合わせてHDXシステムへの移行を決定しました。そしてAvidのシステムで統一することが技術的には簡単でしたが、リギンズ氏は他に多くの選択肢があることを知っており、その中のひとつとして、Danteプロトコルを使用したオーディオネットワークシステム"Focusrite RedNet "の存在がありました。

実際の機材選定には音質に加え、多くの学生が少し手荒に扱っても問題が起きないか、といった耐用性も考慮されていました。 「それは私の意向でした。」リギンズ氏は言います。「そして試聴してどんな感じなのか、既にあるI/Oを全て入れ替えるに充分な性能を持っているのか?」こうした点を考慮して選定は行われました。
RedNetについては、その答えは「イエス」だと言えました。「とにかく、とても素晴らしいサウンドでした」上級講師のアンドリュー・ブルボン氏は言います。「競合他社も含め多くを試したのですが、その中で最も音楽的なサウンドだったのがRedNetでした」「RedNetは非常にバランスの良いサウンドだと思います」。

「Focusriteのサウンドについては明確なイメージがあります。音の深みとディテールの確かな再現性を持ち、低音が自然に処理されていて、定位感に優れたサウンドが特徴ですね」。特にAudient やNeveのコンソールを通して聴いたサウンドは、非常に満足がいくものでした。とても音楽的で透明感があり、ベストのサウンドがレコーディング出来るといった印象を持っています。

またロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックのスタッフは、RedNet の持つオーディオネットワークの持つ機能についても、その恩恵を実感しています。単にRedNetを連結してレコーディングするだけでは無く、殆どの場所にEthernet端子が用意されていたため、あらゆる場所でのレコーディングが可能となりました。そして、ブルボン氏はライブサウンド環境においてオーディオネットワークシステムを扱った経験があったことから、ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックにおけるRedNetの有用性をすぐに見いだしていました。そして、コストが多少上がったとしても技術的な価値がそれを大きく上回ると判断されて、世界でも最大規模となるRedNet システムの導入が始まりました。

RedNetはオーストラリアのAudinate社が開発する、CAT5eもしくはCAT6ケーブルを用いて48KHzで512チャンネル比圧縮オーディオを極めて低い遅延で転送することが可能なテクノロジー「Dante」を採用しており、ワイアリングのコストを極めて低く抑えることができます。

インフラの整備においては既存のEthernet ネットワークを共用する事も可能でしたが、「未来のキャンパス」というコンセプトに基づく改修プログラム一環として、独立したオーディオネットワーク回線を構築する事になりました。Cisco製の48ポートGigabit Ethernet スイッチングハブが設置されたネットワークは完全に独立しており、それらは中央制御を特に必要せず、個々のネットワーク・ノード(クライアント)側から管理することを可能としています。

RedNet の各ユニットは異なるタイプのオーディオフォーマットをDanteネットワークに統合することを可能としています。Focusriteの優れたAD/DAを8〜16チャンネル搭載したアナログI/OのRedNet 1 と RedNet 2 、AES 及び S/PDIF そしてADATの32チャンネル・デジタルコンバータRedNet 3、8つのリモート可能な高品位マイク(ライン & DI)入力のRedNet 4 、コンパクトな1Uボディながらリダンダンシーネットワーク機能を持つ16チャンネルAES/EBUコンバータのRedNet D16など、その選択肢は必要とされるものが全て用意されています。

そして、Danteと Pro Tools|HDのコンバートを可能とするRedNet 5 は、ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックに導入された複数台のPro Tools|HDシステムと理想的な組み合わせになりました。「この組み合わせで問題無く動作しています」リギンス氏は言います。「特に素晴らしいところは、フロントパネルを見れば状態が分かるところです。RedNet 5はシンプルなI/Oで、接続しただけでPro Tools|HD側で認識して、他の純正I/Oと同じように何の問題も無く動作しています」。

RedNet 5 はDanteを搭載しながら標準的な Pro Tools I/Oとして動作するので、Danteネットワークの中へシームレスに組み込むことができます。ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックでは、合計14式のPro Tools HDX がRedNet 5を介してDanteネットワークと接続されて、6つの録音スタジオと3つのサラウンドルームに加えて教室までをカバーしており、パフォーマンスを行うスペースにセットされたRedNet 4からのオーディオを、どのPro Tools HDX からでも録音出来るようになっています。また、ポータブルシステムとして採用されている40式のLogic Pro XとPro Tools のネイティブシステムは、Dante Virtual Soundcardを用いてコンピュータ標準のEthernetポートを使い、キャンパスのどこからでもオーディオネットワークに接続することが可能です。

こうしてロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックでは、RedNet 4が3台とRedNet 1が9台、RedNet 2が12台とRedNet 5が14台、MADI DanteコンバータのRedNet 6もRedNet 5に追加される形で、合計42台のRedNet ユニットが導入されています。

そして、それは現在までの話です。これから実施される「未来のキャンパス」プログラムの最終段階では、イーリングのキャンパスに映画撮影用スタジオを新たに15室作り、ウエストロンドンと光ファイバーで接続する事を計画しています。「ライブ演奏やレコーディングでオーディオの転送が必要となったとき、光ファイバー回線をRedNetで使うでしょう」と、リギンス氏は言います。

そしてロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックは、MADIの有用性についても同じく重要だと考えています。劇場のサウンドエンジニアを数多く排出している同校では、劇場において導入事例の多いDiGiCo のコンソールを導入しています。そして、そのDiGiCoの64チャンネルオーディオをキャンパス内のネットワークに接続するため、RedNet 6を併せて導入しました。これにより、劇場で行われる演劇を複数同時に録音することまでもが可能となりました。

RedNet は、学校の機能そのものを既に変えつつあります。リギンス氏は言います。「私のところには、RedNetの可能性について新しいアイデアを持つ人が毎日のように訪れて、複数の部屋から演劇などのパフォーマンスをレコーディングするシステムや、マルチチャンネルのスピーカーネットワークに関する提案を受けています。毎日誰かが別の使用方法を提案するため来てくれる、こんなに嬉しい事はありませんね」。

「これから入学する学生がいますが、彼らは自分のコンピュータに録音トラックを作ることになるでしょう。」ブルボン氏は説明します。「ここでは既に実例がありました。とある学生のグループがスタジオに行ったとき、彼らは自分のコンピュータにDante Virtual Soundcard をインストールしていました。そしてブースで演奏したサウンドを、ダイレクトに自分のノートコンピュータに入れていたのです。それは将来的に進みたい業界への良い準備となっていると思います」。

最後にリギンス氏はこう結論付けました。「もしRedNetの音質が良いものでは無かったら、恐らく導入していないでしょう。素晴らしい音質と革新性、やはりFocusriteは偉大なメーカーです」。


2014年FIFAワールドカップ組み合わせ抽選会 導入事例


Focusrite のオーディオネットワークシステム RedNet は、ブラジルにおいてライブ放送やレコーディングに重要な役割を果たしています。そして同国の野外放送を主な業務とする Mix2Go 社は、世界中が注目していた FIFAワールドカップ 2014 の組み合わせ抽選会において、複数台の RedNet を使用しました。



多くのライブサウンドや中継放送に関するプロフェッショナルがそうであるように、Mix2Go社のサウンドエンジニアであるDaniel ReisとBeto Nevesはオーディオネットワークの規格としてAudinate Danteプラットフォームを選択しました。その野外放送向けの機材としてDanteに対応したAllen & Heathのミキシングコンソールとステージラックを完備し、Dante controllerによる自在なオーディオルーティングを可能としています。そしてこのDanteネットワークでは、ギガビットEthernetスイッチングハブに機器を追加するだけでオーディオネットワークを拡張することが可能で、ライブ放送のシステムやイベントによって異なるレコーディングトラック数などにも対応出来るようになっています。



Daniel はDanteプラットフォームだけでは無く、Focusriteの高いサウンドクオリティも熟知していました。彼は言います「Dolby Lake Loudspeaker Management システムを導入した時からDanteプラットフォームを使い始めたのですが、それはまるで新しい世界へ来てしまったかのように衝撃的な出来事でした。また一方で私は多くのFocusrite ISAシリーズを愛用していたので、RedNet の事を聞いたとき、それは私にとって素晴らしいニュースでした。RedNetを選んだことにより、ベストなプラットフォームとサウンドクオリティに投資出来たと考えています」 。

そんなMix2Go社では、16ch AD/DAのRedNet 2と32 ch Digital コンバータのRedNet 3、MADIブリッジのRedNet 6に加えて3式のPCIeカードのRedNet PCIを導入しました「我々のシステムではMADIやAES/EBU、更にはアナログまで使用する必要があるのです」Danielは言いました。そして世界中に放送されたFIFAワールドカップの組み合わせ抽選会において、RedNet 2が中継のライブミックスを行うために最も良い選択だったと考えています。またRedNet 3はAES/EBUでモニターの監視を行うために使用されます。

当初はシステムにRedNetを組み込むことは少し複雑になると考えられていましたが、Danteのセットアップが簡単であり、またRedNetが高い信頼性を持っていたことから、信じられないほど早く簡単なものでした「RedNetの導入はすぐにできました。プラグ&プレイで拍子抜けしてしまうほど簡単でした」とDaniel は語っています。

RedNet を使用する主な利点として、最低限の長距離ケーブルを配線して大量のオーディオデータを転送出来る点が挙げられます。FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会においては機材車を駐車場に配置して、イベントが行われるメインステージとDanteネットワークで接続されていました。そしてメインと予備の2つのステージボックスは、CAT6ケーブルからギガビットEthernetスイッチングハブを介してメインアリーナに設置され、更にステージボックスからの信号は約50メートル離れた機材車の中へマルチモードのオプティカルケーブルを経由して転送されます。そして機材車の中ではCAT6ケーブルに変換されてPro ToolsとDante DVS(Dante Virtual Soundcard)へと送られ、2式でマルチトラックレコーディングを行いました。また最終的な放送用の送出は更に30メートル離れた中継車へ送られて、RedNet 2とAllen & Heathのミキシングコンソールにルーティングされています。ここでミックスされた信号は最終的にアナログに変換されたのち、世界中のテレビ局で放送される映像に加わっていました。

イベントを終えてDanielはこう言いました「RedNetのパフォーマンスに非常に満足しました。そしてコンバータはタイトで透明感があります。RedNetは信頼性と高いサウンドクオリティを兼ね備えており、このような素晴らしい機材を提供してくれるFocusriteに感謝しています」。


Chris Lord-Alge 導入事例



Focusrite RedNet が可能にする、クリス・ロードアルジのテープレス・ワークフロー

20年以上前からFocusriteとのコネクションを持つクリス・ロード・アルジは、彼が長年愛用しているデュアルチャンネル・コンプ&リミッターRED 3に加えて、新たにRedNetを導入する事になりました。 彼は言います「どちらも私のために作られたような機材だね」

数々のグラミー賞に輝くクリス・ロード・アルジは、経歴を少し挙げるだけでも、ミューズやピンク、フー・ファイターズそしてアヴリル・ラヴィーン、更にはグリーン・デイ、ドートリー、パラモアやブラック・アイド・ピーズなどのレコーディングに参加してきた全米を代表するエンジニア&プロデューサーです。


多忙を極める彼が長らく信用を寄せた機材はSONY 3348とSSL 4000E、そして信じられないほど膨大なビンテージ・アウトボードの数々でした。それらを20年以上に渡って駆使した彼の魔法のようなサウンドは、近年に至までヒット曲を生み出してきました。しかしながらDASHフォーマットのテープシステムは時の流れに逆らう事はできず、遂にクリス・ロード・アルジはデジタル・ノンリニア・ワークフローの導入を決断しました。そしてその決断はFocusrite の最高峰オーディオインターフェイスであるRedNetによって実現したのです。

「その通り、DASHフォーマットのテープシステムを長く使い過ぎてしまったね」 ロード・アルジは少し物憂げに語ります。 「マルチテープが2007年に生産完了してしまい、もうこのシステムを使うのは難しくなってきたので、自分の基準を満たしながら他のスタジオ機材と組み合わせる事が出来る、完全なノンリニア・ワークフローに移行する事を考えていました」  そしてそんな時、Focusrite アメリカの責任者であるフィル・ワグナーの勧めで私のPro Tools |HD用インターフェイスとしてRedNet の試聴を徹底的に行った結果、私の中で絶対に譲れないクオリティを持ち、今までと同じかそれ以上のサウンドが作れると確信して導入を決めました。これが私の新しいワークフローの基本となります。

ロード・アルジはRedNetの導入により飛躍的な進歩を遂げました。
「私は、20年以上に渡り高品質なオーディオ機器を製造し続けているFocusriteに信頼をおいています。加えて私が付き合いのあるFocusriteの主要メンバーとの関係において、私が必要だと考えたものを彼らは必ずサポートしてくれます。そうした信頼関係により、全てが正しい方向に進んでいます」

フィル・ワグナーは 「クリスは自身が求めるワークフローに対して非常に効果的なシステムを手に入れたと言っていいでしょう。2台のRedNet 5(32ch Pro Tools Bridge)によりPro Tools |HDと64チャンネルのやり取りが出来るようになり、更に3台のRedNet 3( 16ch AD/DA)」は過去の録音テープを流し込むため、Sony 3348と48チャンネルのアナログで接続されています。これによりSony 3348からPro Tools |HDまで、1つのシステムとして直結されています」 と説明しています。

「そのシステムは非常に高いレベルのサウンドクオリティが大前提でした。私たちはミックスダウンを行っていたLAにあるクリスのスタジオへRedNetの音質を確かめるためのデモンストレーションを行った際、実際にマルチテープからPro Toolsへデータの転送を行いましたが、録音されたサウンドのクオリティにクリスは満足してくれました。 また、彼は48チャンネルのRedNet I/OをSSLコンソールに送る事が出来るようにもしています。そして我々Focusriteは、素晴らしいエンジニアであるクリスのシステムを構築出来た事に、大きな喜びと興奮を感じています」

最後にクリスはこう語りました。
「私は今までFocusrite RED 3(デュアルコンプ&リミッター)をマスタリングで愛用してきました。何故ならそれは素晴らしいサウンドクオリティだからです。ですから、そのサウンドクオリティをマルチチャンネルで使う事が出来るRedNetを使うのは大きな進歩であり、本当に楽しみです」
そしてフィル・ワグナーも付け加えます。
「これがクリスとFocusriteの双方にとってとても重要な事です。私たちはオーディオ伝送について重要視されている事を改めて認識し、彼らのレコーディングシステムのI/OとしてRedNetが選択された事をうれしく思います。更に彼の次回作でその結果を聴くのが楽しみです」


Dennis Sands 導入事例



映画「フォレスト・ガンプ」などのミキシングで4度のグラミー賞ベストサウンドに輝いたDennis Sandsが、Focusrite RedNet 6を導入しました。 Dolby Atmos向けの膨大なチャンネルのミキシングを行うため、Danteフォーマットでのデジタル転送システムを導入するに至ったようです。


Richie Hawtin / Ibizaのベント " ENTER. "導入事例



Focusrite RedNetがIbizaのイベントを進化させる

10年以上に渡ってIbizaは音楽シーンで大きな影響力を与えてきました。IbizaのPachaやAmnesiaそしてSpaceといった世界的にも有名なクラブが立ち並んでいます。

そんなIbizaのビーチや岩礁の景観を眺める事が、多くのDJやプロデューサーにとって、今なお大きなステータスとなっています。

夏になるとIbizaのクラブは新曲に溢れ、DJたちは自分の最も大規模なシステムでプレイをして、そしてクラバーは日常の仕事を忘れるまで踊り続けます。



しかし、ホワイト島もただの楽園では無く、大きなビジネスの場でもあります。Ibizaのクラブやプロデューサーは、世界中から集まる訪問者を自身のイベントへ導くため多額の投資を行っています。そして、中でも音響システムが非常に重要な要因と考えられています。

2012年にはベスト・グローバル・クラブに選ばれたSpaceにおいて、週を通して開催されるパーティ" ENTER. " を主催しているのが、DJ & プロデューサーとして自身のイメージを表現するため、技術的な限界にもチャレンジし続けるトレンドセッター Richie Hawtin です。

彼のビジョンは、観客のために斬新でサウンドにどっぷり浸かる事の出来る空間を作る事です。「ENTER. は、新しい音楽やDJそしてテクノロジーに至るまで、全く新しい体験への入り口となるでしょう。」Richie は言います。確かに彼はそのビジョンを達成するため、常に考え行動しています。

ENTER.の舞台裏ではFocusrite RedNET 4がDJブースと5つの部屋に設置されて、マシーンルームのネットワークスイッチを介してCAT6ケーブルで接続されています。RedNet 4は、8基のDCカップリングされたコンデンサを使わないリモート機能付マイクプリアンプと全く新しいADコンバータを組み合わせ、Audinate社のデジタルネットワークプロトコルのDanteを使用したオーディオ転送を可能としています。このようにRedNetはスタジオクオリティのオーディオをIP上で転送を可能とするネットワークシステムです。

また、ENTER.では96KHzのクオリティで複数のユニットへオーディオが送られていますが、Danteテクノロジーの恩恵により極めて小さいレイテンシーを実現しており、タイムラグによる問題も一切ありません。そしてENTER. のチーフエンジニアJohannes Kraemer が、DJブースの横から自分のMacbook Proにインストールしたコントロールソフト"RedNet Control"で全体を操作しています。

そして各部屋のDJミキサーのステレオ出力と2つのマイクの4チャンネルを録音しています。こうして5つの部屋から合計20チャンネルの96KHzオーディオデータが3台の独立したレコーダーJoeCo Blackbox で録音されています。JoeCo Blackbox はDanteインターフェイスカードが装着されており、メインのレコーダーとして使用されています。

また、バックアップ用のレコーダーとして、通常のEthernetポートでオーディオ入出力を行いDanteのテクノロジー"Virtual Sound Card (DVS)が用意されたコンピュータ上で、Logic ProとCubaseによって録音されています。そしてサウンドのモニター回線は、Danteカードが装着されたYamaha O1v96が担当します。

システムの複雑さにも関わらず、セットアップは非常に簡単だったとJohannesはコメントしています。そして「私がRedNetを受け取ったのはイベントの僅か3日前だったけど、RedNetで何が出来るか既に知っていました。そして6台全てを接続してテストしたら、思った通りに動いてくれました。そしてRedNet 4のマイクプリアンプはとてもクリアな音質でしたよ。」と言い、録音したサウンドは、まるでDJその場にいるかの臨場感が得られたと感想を述べています。システム全体のサウンドクオリティが高く、またデジタル転送のため長距離を配線しても劣化せず、そしてYamahaのミキサーやJoeCoのレコーダーなど、既にある機材にDanteカードを加える事でシステムに組み込む事が出来て接続がシンプルである事などが、彼の考えにマッチしたようです。

ENTER. のネットワークエンジニア Bryan McDade も、RedNetシステムを支持しています。「8、16、32とチャンネルが多くなっても、デジタル接続であればレコーディングも非常に簡単に行う事が出来ます。デジタルならば全てがシンプルになりますね」

Richie Hawtin のプロデュースするENTER.は、Maya Jane Colesmや Jamie Jones、Loco DiceそしてNina Kravizといった有名DJ & アーティストをゲストに迎え、夏の間13週間にも渡って開催されました。




株式会社アズプロジェクト 導入事例



ももいろクローバーZ等、多くのライブレコーディングに携わったレコーディングエンジニア福原正博氏にREDNET導入について語っていただきました。

■ REDNET 導入のきっかけをお話いただけますか?
REDNET導入前はアナログのシステム使用していましたが、会場の規模、システムが大きくなって、引き回し等が大変になり、PAさんとの兼ね合いもあり、デジタルのシステムに変更を検討していました。その際、普段レコーダー以外の機材を用意してくれている会社がYamahaのダンテのミキサーCLを所有しており、ProToolsと一緒に使えないかと模索している中、REDNETシリーズをみつけ、これしかないと決断しました。

■ REDNET 導入前と導入後の違いをお話いただけますか?
アナログ時代はPAさんとスプリッターでわけて、マルチで録音用のコンソールに入れ、そのダイレクトアウトをProToolsとバックアップにわけていたので48chの場合は96本をひきまわしていました。REDNET導入後、その手間も省け作業効率も良く、倍のスピードで仕込めるようになったので非常に楽になりましたね。

■ REDNETの使用感はいかがですか?
非常に安定しており、ProTools上で認識しているので、違和感なく使える点がいいですね。


Georgia Southern University 導入事例



アメリカ Georgia Southern UniversityにRedNet1が導入されました。コアとなるスタジオと可搬型のラックに入ったRedNetにより、どこの教室でもレコーディング&モニタリングが可能になり、非常に少ないケーブルとで複雑なルーティングを作成することができたとの事。


Antonio Martino 導入事例



ヴェルディの名作オペラ"オテロ"のチーフサウンドエンジニアであるAntonio Martinoは、ドゥカーレ宮殿で行われたフェチーニ座主催のオペラ公演収録にRedNetのAD/DAと32チャンネル分リモートコントロール可能なRedNet 4を採用しました。その理由はリモートコントロールが可能であること、突出したクォリティであること、そして信頼性に他ならない。
この野外公園は、Sky Classicaを通じて放送され、CDとしてもリリースされています。


Jay Henry 導入事例



2度のグラミー賞を獲得するjay HenryはRedNetの先進性とサウンドに魅力を感じ、導入に至りました。
2台のRedNet 5でProTools HDシステムと接続し、3台のRedNet 2 - 16ch AD/DAインターフェイスはメインレコーディングルームやサテライトミキシングルームに配置され、ネットワークで結ばれている。


Matthew Weiner 導入事例



Focusrite RedNetシステムは、汎用のギガビットEthernet機器を使用して多チャンネルオーディオネットワークを構築する事が可能となるため、複数のレコーディングスタジオを接続する場合やポストプロダクションスタジオ、そして教育機関の設備にとって極めて理想的なシステムです。

しかしながら、RedNetはEthernetケーブル一本で簡単に接続可能なことから、モバイルレコーディングにも最適です。



エンジニアのMatthew Weiner氏は、メインのオーディオI/OとしてRedNet 2を選択しました。RedNet 2は16チャンネルのライン入出力が可能なAD / DAコンバータを2Uサイズに納めたユニットです。

Matthew氏は自宅スタジオやリハーサルスタジオ、コンサートホールといった様々な場所で、主としてジャズのレコーディングを行います。彼のシステムは、持ち運び可能な6UのラックケースにRedNet 2と2台の8チャンネル・マイクプリアンプ、そしてEthernetスイッチングハブなどが納められており、Adobe社のAuditionやCockos社のReaperがインストールされたレノボ社のノートPCと組み合わせて使用されています。

スタジオでの作業でのセッティングは非常にシンプルです。Matthew氏はマイクを自分のマイクプリアンプに接続し、レコーディングを行います。そしてノートPCとCAT6ケーブルで接続されたRedNet 2は、標準のEhterポートをASIOもしくはCore Audioの仮想インターフェイスとするテクノロジー"Dante Virtual Soundcard (DVS) "を使用して音がコンピュータへと直接取り込まれます。
また、ライブレコーディングにおいては、RedNetは更に有効なシステムとなります。

私たちは会場ではヤマハデジタルミキサーDM1000にDanteのオプションカードを搭載して使用しており、RedNetから入力されたオーディオを、デジタルシグナルのまま直接ミキサーとやり取りが出来るので、16チャンネルのマイク入力が可能なステージボックスとして使用する事が可能です。

そしてEtherケーブル1本で配線出来る事から、60〜70メートル離れた場所にミキサーやノートPCを用意して、そこで録音するといった事もできます。こうしたシステムが大きくなってもシンプルな配線で済む事から、信頼性の面からも、これまで使用していたアナログマルチケーブルには戻れなくなりました。

また、Matthew氏はプロフェッショナルレベルのサウンドクオリティを落とす事なく、以前よりフレキシブルなシステムを構築しながら、コスト面では大幅な削減を実現しています。

彼がシステムで使用しているBelden社のCat-6/RJ45ケーブルは、長さが73メートルで僅か36ドル、それを近所で購入した8ドルのケーブルドラムに巻いて持ち運びしています。これがもしアナログマルチケーブルならば同じ重量では23メートルにしかならず、3倍のケーブルを這わす必要が出てきてしまいます。

こうした事から、Danteネットワークを使用すれば、極めて低コストなレコーディング環境をアーティストへ提供する事が出来るのです。

また、RedNet 2は音響特性が特に優れているとMatthew氏は言います。「レコーディングした結果が、ただ素晴らしい。それが一番重要な事です。私は常に目に見えない音のゴールを探していましたが、それがこのシステムで実現しつつあります」「私の最低限のセッティングでは、RedNetの収まった6Uのラックといくつかのマイク、ラップトップPCとEtherケーブルを会場に持ち込み、レコーディングを行う事が できるのです」。

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