過去との決別


我々がオーディオ機器を相互に接続する方法は、ほとんど黎明期から変わっていません。それぞれのオーディオパスは、ある1台の機器から1本のケーブルで次の機器へと接続されます。電気通信の用語で言えば、論理的および物理的パスは同じ、つまり1本のケーブルが1つのチャンネルとして表されます。計画外の(計画したとしても)システムの移動や変更は、多大なコストと時間と労力が必要になります。

すべてを変えるデジタルネットワーク


デジタルネットワークの出現は、システムの物理的および論理的な接続を分離することにより、時間、労力、コストの大部分を抑えることを可能にしました。1本のネットワークケーブルにより迅速かつ安価にインフラを作成すること、既存の設備では大規模な建物の変更や工事を必要とすることなく、複数のチャンネルを転送します。
オーディオをやりとりするDAWシステムや楽器は、1本のCat5ケーブルでネットワークに接続されます。ネットワークには、必要とされる複数のアナログまたはデジタルI / Oを接続することができます。複数のチャンネルを1本のケーブルで転送されるデジタルネットワークは、高価で重いマルチケーブルを過去のものにしました。

ネットワークを介してデジタルオーディオ信号を伝送する最も一般的な方法は、業界標準のスイッチ、ケーブル、ソケット、コネクタやその他のハードウェアを使用したイーサネットIP(インターネットプロトコル)です。

「RedNetを理解する上で最も重要なことは、Danteオーディオネットワーキングプロトコルを使用していることだ。私たちはDanteが最も優れたイーサネットベースのオーディオシステムと考えています」
Oskar Skaag,
ARCADA - UNiversity of Applied Sciences, Finland

Dante - 次世代ネットワーキングシステム


Danteとは、オーストラリアの会社Audinateによって開発されたイーサネットとIP技術をベースにした超低レイテンシーのデジタルオーディオネットワークシステムです。国際的な規格であるDanteは、ここ数年間ライブサウンドの世界で使用されてきました。
Danteは既存の100Mbもしくはギガビットイーサネットを使用し、100チャンネルを超えるオーディオを高品質のまま伝送することが可能です。

近年増加しているイーサネットがワイヤリングされている設備では、オーディオネットワークシステムのインストールはさらに容易になります。新たなインフラを構築する場合でも、コストは大幅に低減されます。
また、ライブイベントのような一時的なセットアップや、配線の問題などでいままでは不可能であった場所でのレコーディングが可能になります。



面倒なセットアップは不要


ネットワークの設定はDanteのおかげでとても簡単に行うことができます。
シンプルなイーサネットによる配線は、物理的な設置コストや長期的なメンテナンスコストを削減します。
接続されたインターフェイスは自動的にネットワークに認識され、ルーティングはコンピュータの画面上でマトリックスをクリックするだけです。


Danteのシステムは、ほとんどの人がインストールやアップデートをすることが可能です。コンポーネントを設定するためにネットワークの専門家を呼ぶ必要はありません。すべて自動的に行われるこのシステムは、DHCPやDNSを設定し、MACアドレスまたはIPアドレスを覚えておく必要はありません。ただデバイスを接続し、それが認識されればI/Oが使用可能になります。それぞれのデバイスのI/Oはラベリングが可能で、それはデバイスに保存されます。再設置や移動などを行った場合も、ネットワーク上で見失う心配はありません。Danteはよりフレキシブルにオーディオの分配を可能にし、ユーザーフレンドリーな操作性と高い費用対効果を提供します。



「設定方法を学ぶ時間もなく、接続しただけで使用できました。それは我々が望むことでもあります」
Dennis Sands,
Film Scoring Mixer - Forest Gump, Good Will Hunting, Spiderman

DanteとRedNet


RedNetシリーズは、DanteネットワークのためのFocusriteインターフェイスです。
伝統ある高品位なFocusriteサウンドを、MADIやProTools などのあらゆる機器からDanteネットワークに追加するため、様々なラインナップをリリースしています。 RedNetとDanteは、どのような組み合わせでも、より良い機能性、使いやすさ、最高の音質を提供します。



RedNet / Danteを使用したネットワークオーディオのメリット


伝統的なオーディオシステムの構築に比べ、様々な利点がRedNetとDanteのコンビネーションにはあります。

大幅なインフラ整備費用の節約

重く高価なマルチケーブルやマルチボックスはもう必要ありません。

真のプラグアンドプレイ

標準的なインターネットプロトコルを使用し、すべて自動でデバイスを発見、構成します。

高い信頼性

Danteは長年ライブサウンドで使用され、複雑なシステムでも1サンプルもドロップしていない実績を誇ります。

シンプルなインストールとメンテナンス

複雑なシステムをインストールする場合も、特別なネットワークの知識は必要ありません。汎用のケーブルを使用することで、メンテナンスのコストも低く抑えることができます。

同一ネットワークで複数のアプリケーションの利用が可能

必要に応じて既存のネットワークに新たなオーディオシステムを追加できます。

チャンネルと同じ数のケーブルは不要

イーサネットケーブル1本をインターフェイスに接続するだけで複数のチャンネルを増設できます。CAT5e以上のケーブルを使用します。

容易なコンポーネントの追加と削除

インターフェイスの追加や削除を行った際、自動的に再構成されます。

1本のケーブルで複数のチャンネルを転送

100を超える高品位オーディオ信号を1本のケーブルで転送します。ギガビットイーサネットを使用するDanteは、24bit/48kHzで512イン512アウトの入出力が可能です。

ソースを複数の機器へ分配

同時に異なる機器で同一のソースのレコーディングが可能です。また、任意のソースを異なる機器でレコーディングすることも可能です。

高いオーディオクオリティ

ハムノイズやアース、長いケーブルを使用することによる品質低下がありません。アナログ / デジタル、イン / アウトともにFocusriteが誇るオーディオクオリティを最後まで維持します。

様々なDante機器との接続

RedNetは他のDante機器との完全な互換性を保持します。用途や設備に応じて、任意のDante機器と組み合わせて使用することができます。

ルーティングとパッチング

デスクトップからすべてのルーティングとパッチングを行うことができます。

ネットワークを介したリモートコントロール

マイクプリアンプのゲインなど、オーディオインターフェイスのパラメーターもリモートコントロールすることが可能です。

サンプル精度の同期

Danteテクノロジーにより、すべてのデバイスは最小のジッターノイズで同期されます。

低レイテンシー

Danteはあらゆるネットワーキングテクノロジーの中で最小のレイテンシーを誇ります。
RedNet PCIeカードを使用することで、3msの超低レイテンシーを実現します。

AVB に対応予定


DanteはAudio Video Bridging(AVB)との互換性を確保する準備が出来ています。
AVBとは

RED NET D64R

RED NET HD32R

RED NET MP8R

RED NET 1

RED NET 2

RED NET 3

RED NET 4

RED NET 5

RED NET 6

RED NET D16 AES

PCI-e Dante Network Card

High Resolution

コンピュータ用ソフトウェア及びハードの輸入販売 楽器、音響機器の輸入販売


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