Max for Liveは、Max/MSPのパワーとポテンシャルをLiveに加えます。 インストゥルメント・エフェクト・エクステンションを思うままに作成できます。
標準的でありきたりな概念を取り払い、平凡なツールの制限を打ち破ってみませんか。 独自のシンセやエフェクトを構築したり、アルゴリズム作曲ツールを作成したり、
Live やコントローラに新しいミュージックマシンを融合することができます。 Max for Liveは、何かを生みだし、創意を共有するチャンスをユーザに与えてくれます。
Max for Liveは、新しいデバイスを作成するためのツールキットです。多様性に優れた、総合的な構成単位と考えると良いでしょう。これを使えば、想像できるほとんどのものを構築することができます。これらの構成単位には、「+」、フィルタやオシレータなどのオーディオ要素、ユーザインターフェース・オブジェクト、Live とハードウェアデバイスへのアクセスを調整するオブジェクトなどの基本オブジェクトが含まれています。Max for Liveには、これらのオブジェクトを配置し、オブジェクト同士を仮想ワイヤーで連結するためのキャンバスもあります。オーディオ、MIDI、ビデオ信号、その他の種類のデータをこれらのワイヤーでつないでいきます。Maxは、これらの信号の流れを構築することのできるビジュアル・プログラミング環境です。
新しいデバイスをゼロから構築したり、既存のデバイスを変更したり、誰かが作ったデバイスを使ったりもできます。Max for Liveには、独創的なデバイス例と、デバイスの使用、調整、
そして独自のデバイス構築までを説明した数々のチュートリアルが付属しています。
ボタンを押してスタート
Max for Live デバイスにはそれぞれ編集ボタンが付いています。小さなボタンにたくさんの機能が隠されています。
Max for Liveで作成されたデバイスは、Liveのワークフローとユーザインターフェースに完全統合されます。Abletonデバイスと同じように Max デバイスを管理し、プリセットを保存したり、オートメーションとマッピングを使用することができます。 ツールセットには、Abletonのルック&フィールを踏襲したLive用ユーザインターフェース要素が含まれていますが、付属のMax 5用インターフェース要素を使って独自の新しいインターフェースを作成してもかまいません。
オフィシャル Live API
Max for Liveには、Liveの内部構造にアクセスできるオブジェクトも付属しています。 トラック・クリップ・ノート・名称・数値・選択状態など、Liveで目にするものまたは耳にするものほとんどを変更できます。 このAPIではコントローラハードウェアを介して Live にアクセスできるため、新しいマッピングを作成し、ハードウェアデバイスをまったく新しい使い方で活用することもできます。APIについて詳しく知らなくても、他のユーザが構築したデバイスを使い、ご使用のLiveセットアップに適用することができます。
あらかじめ付属されている作品例
Max for Liveを使ってどのようなデバイスを作ることができるのでしょうか。Max for Liveに付属している作成デバイス例をご紹介します。
1.Step Sequencer
ステップシーケンサについては、Liveユーザから多くの要望がありました。 パワフルな機能とポテンシャルを持つステップシーケンサがついに登場です。Step Sequencerは4つまでの同時シーケンスが可能で、それぞれ最大16ステップまで選択できます。ステップのサイズと確率を調整できるほか、シーケンスシフトボタン(上下左右)、「ランダム」モード、数々のリアルタイムMIDIオプションを搭載しています。このデバイスは、Max for Liveの可能性を示す好例といえるでしょう。実際の動作については、このページの一番上にあるビデオをご覧ください。
Max for Liveには、APC40または Launchpad のボタン配列をMIDIシーケンスをプログラムするためのハードウェアインターフェースに変化させるデバイスが付属しています。808やアナログステップシーケンサのように MIDI クリップでノートをセットまたはクリアすることができます。
実際の動作については、このページの一番上にあるビデオをご覧ください。
カーブとチュートリアル
Maxを使ったプログラミングは簡単とは言えないかもしれません。 どのようなプログラミングでも、ある程度の学習がどうしても必要となります。 しかし、その価値は十二分にあります。Maxでは、変更の結果を目と耳で即座に確認できるビジュアル・アプローチにより、従来の方法に比べプログラミングが非常に簡単に行えます。Max for Liveには詳しいチュートリアルも付属しており、各チュートリアルには応用可能な例が紹介されています。 チュートリアルを通して学べば、Max for Liveを基本から上級テクニックまでをくまなく修得できます。 自分のレベルを確認し、さまざまな例から学びスキルを高めるのにも役立ちます。
Max ユーザーも注目!
Maxユーザであれば、親和性はさらに高まります。Maxをすでにお持ちの場合、Max for Liveは、ご使用の Max環境からLiveをコントロールする便利なツールとなります。Liveのタイムラインを有効利用したり、セッションビューを活用したり、使い方は自由です。Max 5をお持ちの場合、Max 5は Max for Liveデバイスを開いた場合の編集環境となります。Max for Live に Liveは含まれておりませんのでご注意ください。
MAX/MSPについて
パフォーマー、作曲家、アーティスト、科学者、教師、学生など、さまざまな人々に20年以上にわたって愛用されてきた Max は、ユーザのアイデアと夢を反映する何かをコンピュータを使って実現するためのプログラムです。Maxはビジュアル・プログラミング言語です。パッチコードを使ってオブジェクト同士を連結し、望みのものをデザインすることができます。 モジュール性が、このソフトウェアにおけるデザインの核となっています。Cycling '74は、Maxを基盤に、オーディオとビジュアルメディアへのサポートを構築しました。MSPはMax内でシームレスに動作するオーディオ・オブジェクトの一式で、Jitterはビデオとマトリックスデータ処理用の頑強なアーキテクチャを提供します。Max for Liveにより、Max、MSP、Jitterのすべての機能がLiveにシームレスに統合されます。Maxについて、詳しくはCycling '74ウェブサイトをご覧ください。
主な機能
・ 独自のオーディオエフェクト、MIDIエフェクト、インストゥルメントを構築できます
・ APIを使って、Liveセット・トラック・クリップ・デバイス・ノート・ループ・パラメータなどをコントロール
・ ハードウェアの機能を拡張: Liveに接続されているハードウェアコントローラにアクセスするオブジェクトを提供
・ Maxデバイスの作成と編集を可能にする専用バージョンの Max を搭載(ご注意ください:Max for Liveから独立して動作することはできません)
・ オーディオとMIDI処理、アルゴリズム合成、リアルタイムパフォーマンス、ハードウェアコントロールにすぐ使用できるMaxデバイスが付帯
・ デバイスは Max で編集中も Live での再生が継続されます
・ フレキシブルなユーザインターフェースデザイン:Liveに合わせたUIや独自のUIを作成できます
・ 論理、MIDI、スクリプト記述、オーディオ、ビデオ処理に対する数々の 内蔵Maxオブジェクトが付属
・ 「Jitter」オブジェクトを介してビデオ合成とアニメーションに対応
・ ステップ・バイ・ステップでMax for Liveを使ったプログラム方法を学べるチュートリアル