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| *タブ譜はギターマガジン2008年1月号にて掲載されています。 |
今月の地獄フレーズ解説
文:(株)ハイ・リゾリューション
今回は小林さんが普段やらないような、サンバ風ということですが小林さんの
ギターが入ると完全に地獄な?サンバですね(笑)
さて今回は地獄のわりにはテンポが少しゆっくりめですが、そこは地獄!
ならではのひねりが随所にちりばめられています。難しいのは3~4小節目の
下降フレーズ。次はこういきますよ!というパターンがつかみづらくて
なかなか難しいですね。さらにこれは小林さんの特徴かもしれませんが、最後の
小節が16分4つ、2つ、ときて最後の音符が付点4分音符なので結構リズムがとりづらいですね。
前回のフレーズも最後の音符が付点4分音符でしたね。
さてさて小林さんもちらっと触れていましたがここでも理論のお話を少し。
ドリアンスケールというのはチャーチモードと呼ばれる音階=スケール
の一つで、3度と7度の音程がフラットしているスケールです。
わかりやすく言うとKey=Cのときに3番目のミの音と7番目のシの音が
それぞれ半音下がっているスケールですね。マイナーKeyでは
頻繁に使われるスケールで、ロックでももちろん多用されます。
ちなみにジャズではKey=Cメジャーのときの2度マイナー7thのコード、
つまりDm7のコードには定番中の定番として使われます。
今回小林さんはそれに加えてフラット5th、つまり五度の音も半音下げているわけです。
Key=AだとEフラットですね。フラット5thはペンタトニック・スケール
に効果的に混ぜるととてもカッコよく響きます。ジャズ・ブルースでも使われて、
とても特徴のあるフレーズになります。メタル=ジャズ=サンバ?? みたいな
共通点があるわけですね、あれ?(笑)
最近の若い人は理論というと”難しい””やる気がしない””そんなの関係ねぇ〜”
(笑)と敬遠する人も多いと思いますが、知っているのと知らないのとでは
将来の音楽活動に大きな差が出てきます。特に”自分も曲をつくりたい!”という人は是非
勉強したほうがいいと思います。あえて理論を無視、みたいな方向性は
学んだ後でいくらでも出来るわけですし。大きな助けになると思いますよ!
ではではまた。
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小林信一氏プロフィール |
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元アニメタル、アンセムのボーカリスト「坂本英三」氏の
スタジオワークをきっかけにCMソングなどギターレコーディング、
作曲・編曲、採譜等をこなし、坂本英三ソロアルバムにも参加。
またヘビーロックバンド「R-ONE」での活動を機に
ESP・SCHECTERギターのモニターとして7弦ギターの開発に協力。
7弦ギター教則ビデオ、雑誌ヤングギター「七弦の星」連載(現在終了)、 「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ」、「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 〜愛と昇天のテクニック強化編 」(リットーミュージック)などギター教則本も多数執筆。
さらに、2007年4月より『ギター・マガジン』誌にて連載セミナーも執筆。
現在、ボーカリスト井上貴史(ConcertoMoon)率いるロックバンド“BLOOD IV”にて国内のみならずメキシコや韓国でライブツアーを行うなど海外においても精力的な活動を行っている。
また、 Ba.MASAKI(アニメタル、CANTA)、Dr.GO(SUNSOWL)によるスーパーセッションBAND「地獄トリオ」や全国の楽器店による7弦ギタークリニック、音楽学校MIジャパンのギター学科GIT-DX レギュラー講師など多方面に活躍中。
May. 27, 2007 |
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