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  ableton / Live 7 Spectrum
 
  メモリー管理/処理の向上
大容量のサンプルライブラリを使用するインストゥルメントでは、コンピュータリソースを大幅に消費するため、素早いレスポンスが肝心なクリエイティブな操作・作業においては、常にそのバランスがネックとなっていました。事実、Live 6では、数百サンプルにもおよぶEICのプリセットを読込む際、環境(CPUの処理速度やハードディスクの処理速度、あるいは、RAMメモリの性能...マザーボードの仕様など)によっては、その機敏さが若干失われていました。

Live 7では、この問題を解消するために、“SmartPriming”と呼ばれる新しいサンプル再生技術を搭載したエンジンを採用しました。これによって、EIC 2などの大容量のサンプルファイルを使用するインストゥルメントコレクションを使用した際の読込み速度の向上および、同時使用数の増加に成功しました。この技術は、サンプリングをベースにしたAbletonインストゥルメントSimplerやSamplerと、深く融合し、サンプル再生や読込み時に必要なリソースを必要な分だけ、リアルタイムに自動で調節します。これによって、これまでのコンピュータリソース消費を配慮した非クリエイティブなフラストレーションから解放されます。

この技術の概要について、もう少し詳細に解説しますと、一度サンプルベースのインストゥルメントを再生すると、Live内で必要なサンプルだけを残し、不必要なサンプルを自動で排除し、その分のリソースを次のインストゥルメントのために空けておきます。つまり、これまでは、一度音源を読込むとその使用状況に関わらず常にすべて音域、すべてのヴェロシティレイヤーのサンプルが保持されたままです。しかしながら、どんなに幅広い音域で表情豊かな演奏をしても、そのサンプルすべてを使用することは皆無に等しく、場合によっては、その百分の一以下になります。必要なサンプルだけでプリセットを構築してこれを解決する方法がありますが、ユーザーレベルでこれをおこなうのは、豊富なプログラミング経験をもってしても根気のいる過酷な作業です。また、演奏面においては、新しいフレーズや表現にトライでききなくなるケースに苛まれる可能性もあります。

SmartPrimingは、この作業を設定無しでリアルタイムかつ即座におこなうため、これらの諸問題をすべて解消し、これまで以上に音楽に集中できます。




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