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ULTRAFOCUS ツアー <ユーザーレポート> |
既にUltra Focusを使用しているアーティストからのレポートをお届けします。第1弾はDr.Shingoからのレポートです。
- ただ単に歴史的な価値や希少価値、元の機材の再現性を強く追及したソフトは数多いが、それ以上に、プロダクションにどれだけ有効かという事をかなり追求しているのがとても重要なポイント
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ここ数日、新しい曲を作るのにあたってUltra Focusを試しに試しておりました・・・以下、簡単にそのレポートをしたいと思います。
Ultra Focusのサウンドクォリティ
まず音を出してみて、とてもサウンドが良いという印象を持ちました。オーディオ・インターフェースからの出音がとても滑らかです。かなり質が高くて、音が太く、滑らかであり、サンプリングされたシンセサイザー達の特徴を十分に感じる事ができました。このサンプルの再生だけでもUltra Focusを購入する価値がある
と言えます。次はエフェクターに関してですが普通はVSTで音を作る際に、プラグインのエフェクターが無数に使える環境にある場合、シンセに付属されているエフェクターは余り使用しないケースが多いのですが、Ultra Focusのエフェクターはどれも高品質でとても実用的なのです。 これも音が滑らか、という表現が当てはまると思います。特にディストーション関連は素晴らしいの一言です。
Ultra Focusはとても”アナログ”な音がします。”デジタル”な音が生成できるモジュールを組み込んだりすればもっと現代的なシンセに成長するのでは・・・。とも思いましたが、現時点でもとても使用頻度が高くなるシンセであることは間違いありません。
とても直感的なエディットが可能 エフェクターのエディットですが、パラメーターの数が少ないのでとても感覚的にセッティングが出来ます。パラメーターは多ければ良い、ということは全く無いと僕自身は思っているので、これはUltra Focusの長所だと思います。その分、エフェクターのカテゴライズが多いわけですから十分その機能を網羅していると思います。シンセサイズのセクションは一般的な減産合成方式ですが、何の疑問も感じません。レイヤーごとにセッティングが出来るのも良い点です。特に2つのレイヤーをまとめて処理できるフィルター部分は面白いと思いました。バンドパスフィルターの方式を使っていると思われますがその効果は、一般的なフィルターより面白い音が得られると思います。
このシンセサイザーの最大の特徴は素の波形の出音の素晴らしさにあると思うので、これ以上何かを求める事はナンセンスかな、とも思います。LFOなどは、2つのレイヤーに対して使えるとか、もっと大胆なモジュレーションが出来れば良いかな、と思いましたが後は何も言うことがありません。
動作に関しては、僕の使用しているパソコン(マシンスペック:AMD Athllon 64 FX-51 2.2 GHz)では何も負荷を感じません。ふつーに音が出ております。きっと僕のマシン環境ではそのリポートをするのには不適切な環境かと(笑)。
どのリイシュー製品にも思うことですが、ただ単に歴史的な価値や希少価値への憧れ、または元の機材の再現性を強く追及したソフトより、プロダクションにどれだけ有効かという事を強く追求しているかが本当は重要なポイントでは無いかと思います。 UltraFocusはサンプリングされた機材の音への忠実さと、プロダクションツールとしての強さの両面を兼ね備えた強力なソフトと言えます。一度Ultra Focusを体験すると、シンセマニアの心を射止めつつ、現場でも本当に重宝されるソフトがどれだけ市場に出回っているか、ということをを考えさせられてしまいますね・・・。
○Dr.Shingoプロフィール○
日本テクノシーンの若手の代表格。その才能は石野卓球にも認められ、今後ますますその活動が各方面から注目されている。米国ボストンにあるバークリー音楽院にも留学した経験を持ち、本格的な音楽理論やジャズにも精通している。シンセサイザーも市販されているものは殆ど全てに造詣が深く、持ち前の集中力とインテリジェンスさもあいまって、機材に対する彼の意見や言葉にはとても納得させられるものがある。
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